「腕を上げると肩が痛い」
「バンザイしても腕が上まで上がらない」
そんな「年齢肩」の原因は、肩そのものにあると思っていませんか?
実は、肩の不調を考えるうえで、まず見てほしいのが「姿勢」です。
試してみてください
試しに、猫背になった状態でバンザイしてみてください。
……腕、上がりにくくないですか?
では今度は、胸を軽く張って背筋を伸ばした状態でバンザイしてみましょう。
さっきより腕が上がりやすくなった人も多いと思います。
これは、猫背になることで肩そのものが悪くなったわけではないのに、「肩を動かしにくい環境」ができてしまうからです。
そんな状態で毎日、洗濯物を干したり、髪を乾かしたり、棚の物を取ったり……。
腕を上げる動作を繰り返していれば、肩に負担が集中しやすくなります。
つまり、
「肩が痛い」=「肩そのものが悪い」
とは限りません。
猫背になる
↓
肩が動かしにくくなる
↓
肩に負担がかかる
↓
肩が痛くなる
ということもあります。
では、そもそもなぜ猫背になってしまうのでしょうか?
その原因は、背中だけとは限りません。
前腕から姿勢が崩れることもある
私たちは毎日、スマホを触ったり、パソコンを打ったり、料理をしたり、車のハンドルを握ったりと、手や前腕をかなり使っています。
使い続けていると、前腕の筋肉はどんどん張ってきます。
そして前腕の筋肉は、張ってくると「内側に巻いてくる」性質があります。
すると、
前腕が内側に巻く
↓
二の腕も内側に巻く
↓
肩も前に巻く
↓
猫背になる
というように、腕から姿勢が崩れていくことがあります。
「猫背だから背中を伸ばそう」と考えがちですが、もしその猫背のスタート地点が前腕だったとしたら?
肩や背中だけを見ていても、なかなか姿勢が変わらないかもしれません。
さらに「体側」の筋肉も姿勢に関係する
もう一つ注目したいのが、お腹の横にある「腹斜筋」です。
腹斜筋が硬くなると、体を丸める方向に引っ張る力が強くなります。
これが続けば、
体が丸まる
↓
猫背になる
↓
肩が前に出る
↓
肩を動かしにくくなる
↓
肩に負担がかかる
という状態につながります。
だから、
「肩が痛いから肩をケアする」
だけではなく、
「なぜ肩に負担がかかる姿勢になっているのか?」
ここまで見ることが大切なんです。
肩の不調なのに、原因が肩から離れた場所にある。
体は、それくらいつながっています。
年齢肩かな?と思ったら、肩だけを見るのではなく、一度、自分の「姿勢」にも目を向けてみてください。
守口市ストレッチ整体 岡橋 入也